ハムスターの床材に適した物と適さない物！

ハムスターは、元々の習性から底を掘って巣穴を造り、その巣穴に草や落ち葉などを入れて生活しようとします。その巣穴などに入れる草や落ち葉などの代用品となるのが床材です。

日用品でも床材の代わりにはなりますが、その特性を知っておかないと逆にハムスターにとって危険な物になります。

通常、ハムスター用の床材として販売されている物は、ハムスターにとって大きな害にはなりにくいですが、使い方によってはハムスターがアレルギー反応を起こしたりする物もあります。そこで、ハムスターの床材に適した物・適さない物を紹介します。

ハムスターにとっての床材の役目

まずそもそも、ハムスターにとって床材は、どのような役目があるのでしょうか。ハムスターは、床材に常に足を接して生活しています。そこで、先が尖っていたり硬かったりしたら、この足裏を痛めてしまいます。この足裏を保護するためにも、床材は柔らかい方がいいです。

また、おしっこやウンチなどの床材の上に排泄を行います。

ただし、ハムスターがこの床材を間違って食べてしまっても問題の無い物を選ぶ必要があります。

ハムスターの床材として適した物

ウッドチップ材

三晃商会 広葉樹マット 7L

小動物のケージの敷材に最適な、ポプラの敷材です。しなやかな広葉樹を100%使用しています。ホコリが少なく、吸水性・吸臭性にも優れています。

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一般的に市販されている床材として有名なのが、針葉樹や広葉樹を細かく削った物がウッドチップとしてあります。天然の木から作られているので、その特性から吸湿性に優れており、また、冬場の保温材にもなるので多くの方が使っている床材です。

気を付けないといけないのが、ウッドチップの粉塵などでウッドチップが入っている袋の底などに溜まっている粉ごと、ケージに入れたりしなければいいだけです。

新聞紙

ハムスターだけでは無く、他の小動物や犬・猫のトイレ材などでも使われている吸水性に優れた紙材です。ハムスター自身で適度に千切ることが出来たりします。

敢えて千切って、床材の代わりにするよりも、ハムスター自身に千切らせておくぐらいにしておいた方がいいので、イメージとしては床に適当に置いておく感じです。保温性にも優れているので、冬場などはハムスターが自分で丁度良い量に千切って巣穴に入れたりして、温度調節しやすいようにしています。

ペーパーチップ材

三晃商会 ケアペーパー 4.5L

天然素材を原料に、衛生用品や赤ちゃんの肌に触れる紙おむつ等にも使用される高品質紙を使用して、独自の製法で何層にも重ねて圧縮し、使いやすい大きさにカットしたペーパーマットです。

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ペーパーチップ材は、先程の新聞紙と同じで紙で出来た素材です。特に色が白いのが特長で、ハムスターが出血したりした場合に、色が付くのでその状態を見つけ易いです。

紙製品なので、ハムスターがアレルギー反応を起こしにくい素材と言われています。

ハムスターの床材として適さない物

ティッシュペーパー

水分を吸収しやすく、柔らかい素材として思いつくのがティシュペーパーですが、水に溶けにくい性質なのが特に問題です。

綿

綿も床用素材として販売されたりしていますが、もし、食べてしまったら危険性の高い素材です。

ペット用シーツ

ペット用シーツは、吸水性は非常に高い素材ですが、素材に使われている吸水素材を間違ってハムスターが食べてしまったら、その吸水性の高さが特に危険です。

体内の水分を吸収してしまい、体外に排泄物として排出されずらく、体内にそのまま留まってしまい、腸を詰まらせたりしてとても危険な素材になります。

まとめ

ハムスター用の床材として色々な素材の物が販売されています。

しかし、本当にハムスターのことを考えたら、床材に適しているのは、

の3種です。

逆に、身近にあり床材として危険な素材は、

などがあります。