金魚の餌の種類や与え方、その頻度など！

金魚を飼っていて、一番楽しいのがエサを与える瞬間です。自分が与えたエサをパクパクと食べている様子を見ていると、ついつい多く与えてしまいたくなります。

しかし、いくら与えたエサをひたすら食べてくれるからといって、与えすぎては金魚が体調を崩したり、食べたらその分フンもするので水槽の水を汚してしまう原因にもなります。

また、与えるエサの種類によっては金魚がエサを食べる前に水に溶けてしまったりして、飼育水を汚す原因にもなります。

エサのパッケージの裏面などには、1日何回〇分以内に食べきれる量を与えて下さいなどと明記されていますが、金魚を飼い初めて間も無い方にとっては実際にはどれ位与えればいいのか疑問に思う事があります。

そこで、金魚の餌の種類やその与え方、そして、その餌やり頻度を解説します。

金魚のエサの種類

金魚のエサといっても、どのような形や目的で与えるかによって色々な種類のエサがあります。人工餌もあれば、冷凍餌もあり、自分で作る餌もあります。金魚が食べるて消化がいい物や栄養価の高い物など、選択肢が多いです。

ペットショップやホームセンターなどで販売されていて、簡単に入手出来るのがこの人工餌になります。色々なメーカーが研究して、金魚が餌として消化吸収や食べやすさなどを考えて作られています。バランスのとれた餌で、一般的にはこの餌を与えている方が多いです。

餌のタイプとして、水に浮遊するタイプの餌や、水面に浮いているがしばらくすると沈んでいく沈降性の餌があります。

Hikari アイドル金魚用餌 300g

野菜が入った金魚の健康食で特小粒。モロヘイヤとケールの成分が配合されより健康な金魚に育ちます。

浮遊性の餌の場合、飼育水を汚しにくいという点があります。水面に浮いているので、金魚が水面まできて口を開けてパクパクと食べている様子を上から眺めることも出来ます。ただ、金魚が水面の餌を食べている時に空気まで一緒に吸ってしまい、転覆病の一つの原因になるとも言われています。

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金魚の消化に配慮した育成用飼料。生菌剤を生きたまま配合した画期的な金魚専用飼料「咲ひかり金魚」です。

沈降性の餌の場合、金魚の泳いでいる目の前に餌が落ちてくるので喰いつきは浮遊性の餌に比べていい事が多いです。ただ、多く与えすぎると一気に水槽の底に沈んでしまい、飼育水を汚してしまう事があります。

天然の餌となる物を急速冷凍して、餌として与えるさいに解凍して与える餌です。天然の餌なので、金魚にとって栄養価が高く、嗜好性が高いのが特長です。

冷凍保存をしなければいけない物なので、家庭用冷蔵庫などで餌を保存しておくのですが、見た目的に人の食べ物と同じ場所で保管しなければならないために、家族に受け入れてもらう必要があります。

金魚のみならず、観賞魚にとって嗜好性が高く、栄養価の高い餌です。赤虫は、ユスリカの幼虫でミミズをとても小さくして赤くしたような感じです。必ず冷凍保存しなければならないため、少し面倒なところもありますが、金魚が幼魚の時に食べさせていると元気に育ってくれたりします。

栄養価が高いので、あまり与えすぎると肥満の原因になるので注意が必要です。

冷凍ブラインシュリンプも非常に栄養価がある餌です。特に幼魚の時に与えておきたい種類の餌で、もちろん、成魚になてからでもよく食べます。

通常、ブラインシュリンプ沸かした物を与えた方が動く餌として嗜好性は抜群ですが、この冷凍ブラインシュリンプも生餌に比べて嗜好性は落ちますが、しっかり食べてくれます。

ただし、水槽内に冷凍ブラインシュリンプが舞ってしまうので、食べ残しが飼育水を汚してしまう原因になるので、飼育水の水替えを定期的に行った方がいいです。

金魚も餌を与え続けると、水面に人の手が映るとエサがもらえると思って集まってきたりします。そんな状態でエサを与えると、我先にエサを食べだします。その姿を見ているのが、金魚を飼っていて楽しい時間ですが、エサの与えすぎは色々なトラブルを引き起こします。

ちなみに、1週間程度エサを与えなくても金魚はとても元気にしています。

1日数回5分以内に食べきる量などと、餌のパッケージには書いてありますが、実際に与える量を把握するのは難しいです。金魚を複数引き飼っている場合は、その水槽内で力の強い金魚が力の弱い金魚の分まで食べてしまう事もあります。

そこで、水槽内の全ての金魚がエサを食べれる量を、しっかり与えてあげる必要があります。全ての金魚が食べる事が出来るエサの量が、その金魚を飼っている水槽にあった量と言えます。エサの与えすぎは、トラブルの元になるので多少エサは少ない方が管理もしやすくなります。

個人的には、1日1回全ての金魚にエサが行き渡る量で丁度いいと思っています。

金魚の餌といっても色々な種類があるので、初めて金魚を飼う方にとってはどれを選べばいいのか迷うところです。餌の入手先もペットショップやホームセンターなどで購入できます。

個人的にオススメしたいのは、

餌の与えすぎはトラブルの元になるので、回数を多くするよりも1回の量を調節して与えていく方がいいです。金魚が餌を食べるところを観察していくと、どれ位の量を与えるのがいいのかわかってくるので、それまでは少なめに与えて徐々に増やしていくところから始めるといいです。