愛犬にお留守番をさせるさいに、部屋にある家具や衣類などをかじったりと上手くお留守番が出来ない場合があります。
出来ればしっかりと問題を起こさないでお留守番をしてもらいたいですが、そのためにはしっかりと愛犬に覚えてもらう必要があります。
そこで、愛犬が上手く一人でお留守番出来るようにするポイントや手順を解説します。
なるべく家に愛犬を迎えてから、早めに覚えてもらった方がいいです。
上手くお留守番が出来るようにするポイント
愛犬が室内でのマナーを覚えるまで(室内の家具や衣類をかじったりしない)、飼い主であるあなたが外出している時に、愛犬が家の中を自由に行動させないようにすることがポイントです。
愛犬が上手く一人でお留守番が出来るようになるには、愛犬に自分一人でも留守番が出来るという自信を付けさせなくてはなりません。
愛犬に自信を付けお留守番をさせる方法
狭い部屋に一人でいる練習
室内犬として飼っている愛犬が、上手に留守番出来るようになるには、まずは狭い部屋に拘束されることに慣らせる必要があります。
飼い主であるあなたが部屋にいる時でも、狭い部屋(場所)やケージなどに入れ拘束するようにします。
最初の内は、狭い部屋(場所)などに拘束する時間は短くし、愛犬の様子を確認しながら少しづつ拘束する時間を延ばして慣れさせていきます。
愛犬を拘束している部屋(場所)・ケージ内には、愛犬が好きな噛むおもちゃなどを一緒に置いておきます。
この時、愛犬が好きな噛むおもちゃに夢中にさせることで、愛犬が拘束されているストレスを少しでも感じさせないようにするのが大事です。
留守番をする部屋を徐々に広げていく
愛犬が拘束されるのに徐々に慣れてきたら、留守番をさせる数日前から留守番部屋を1つだけ決めて、その部屋で食事をさせるようにします。
このさいの留守番部屋には、愛犬が噛んだりする物が少ない部屋がいいです。
また、その1つの留守番部屋で愛犬が食事をすると、早くの留守番部屋に慣れてくれるようになります。
また、留守番部屋には愛犬が好きな噛むおもちゃを複数置いておきます。
その留守番部屋で、噛むおもちゃ以外の物を噛もうとしたら、すぐに愛犬をストップやダメなどと声を掛け制止させます。
噛むおもちゃに対してだけ、愛犬の関心が行くようにさせます。
このよう数日掛けて留守番部屋に慣れさせた後に、実際に飼い主であるあなたが外出し愛犬にお留守番をさせる時には、この留守番部屋に閉じ込めて外出します。
後は、愛犬の様子を見ながらお留守番に問題が無いようなら、次は隣の部屋まで留守番部屋を広げて、徐々に行動できる部屋の範囲を広げていきます。
この部屋の範囲を広げていく期間は愛犬の慣れにもよりますが、1か月や2か月程度時間を掛けて慣れさせていきます。
このようにして愛犬がお留守番に慣れてくると、部屋の中で噛んだりしてもいいのはおもちゃだけと理解するようになり、飼い主の他の物を噛むことは悪いことだと覚えてお留守番をさせても問題をおこさないようになります。
まとめ
愛犬にお留守番をさせるさいの最大のポイントは、愛犬が部屋のマナーを覚えるまで自由に行動させないことです。
どうしても留守番をさせようと思うと、ケージに閉じ込めておくのが可愛そうになり、部屋の中を自由に移動させられるようにしてしまいがちです。
この時、飼い主であるあなたの物などを噛んだりしても、後から愛犬は叱られるのでその噛んだりした行為が悪いことだと覚えられないからです。
それならば、しっかりとお留守番をするさいのマナーを覚えさせて自信を付けさせてから、自由に部屋を行き来させるようにした方が、愛犬が上手にお留守番を出来るようになります。
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