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メダカを健康に飼育するための水量や水温・水質!

メダカを元気に飼うための水量・水質・水温 メダカ

メダカといえば、小学生の頃に理科で学習したり、また、触れたりすることが多い魚です。また、学校でメダカを飼育したりすることもあったり、知人から譲り受けたりする機会もあったりします。

メダカに触れる機会が多いことから、これからメダカを飼ってみようと思っている方も熱帯魚などに比べて多いでしょう。では、いざメダカを飼ってみるうえで何が必要になってくるのか、また、メダカを飼うにはどのような水温・水質にしたらいいのか疑問に思うことがあります。

そんな、これからメダカを飼う方に向けた、メダカを元気に飼育するための水量・水温・水質について解説します。

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メダカを飼うのに最適な水量・水質・水温

飼育するための水量

まず、メダカを飼うのに必要とされる水量ですが、1匹あたり大体1Lと考えておけばいいです。安全マージンをみるなら、1匹あたり1.5Lと考えておけばいいです。メダカ自体は、熱帯魚等と比べてとても丈夫な魚で、これ位の水量を飼育水として用意しておけばいいです。

もちろん、飼育水の水量が多ければ多いほど、水温の変化が穏やかだったり、メダカの餌の食べ残しや糞などが分解されて発生するアンモニアなどの毒素からメダカを守ることが出来ます。

30Lの飼育水量が確保できる容器であれば、大体20~30匹飼うことが出来ます。

ただし、メダカが過密な状態だと飼育水の酸素不足などの影響も出てくるので、エアレーションをして飼育水中に酸素を溶け込ませる工夫が必要になってきます。

 

飼育するための水質

メダカは、とても丈夫な魚なので水質にうるさいことも無く、pHが弱酸性~弱アルカリ性の範囲の水質で飼うことが出来ます。

日本の水道水は、大体中性付近なので水道水をメダカの飼育水として使う事も出来ますが、水道水に含まれる塩素は、メダカにとって毒なのでハイポや塩素中和剤を使って水道水に含まれる塩素を中和させる必要があります。

水道水を汲み置きしたバケツなどに、エアレーションをかけてあげると塩素は抜けていきますが、どれ位で抜けるのかは何時間で抜けるとか1日で抜けるとかは言いがたいです。実際にどれ位の水道水を汲み置きしているかによっても変わってきます。

そこで、水道水の塩素を抜くためには、塩素中和剤を使う方が安全かもしれないです。

水質に対する適応範囲が広いので、pHが弱酸性~弱アルカリ性の範囲で飼育可能です。

ただし、いくらメダカが丈夫な魚といっても急激な水質の変化には弱いので、その点だけ注意が必要になってきます。

 

飼育するのに最適な水温

メダカが快適に過ごすのに適した水温は、20℃~25℃前後の水温が一番過ごしやすい水温です。ただし、これはメダカが快適に過ごすための水温で、メダカが生存可能な水温はとても広い水温の範囲に適応しています。

大体、メダカが生存可能な水温は、2・3℃位~40℃位です。よくよく考えてみると、野生のメダカは日本の四季に合わせて生活しています。

日本の四季によって、水温が変化していくのでそれに順応するようにメダカの水温適応範囲が広く、また、水温の変化によって繁殖活動をしたり、冬眠したりします。

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ただし、この生存可能な水温は、メダカの種類によっては適さない種類(ダルマメダカなど)がいます。

メダカ自体が変温動物なので、水温に合わせて体温が同じになるように変わっていきます。しかし、この広い適応水温も徐々に慣れていった場合であり、20℃の水温で飼育していたメダカをいきなり28℃の水温に入れてしまうなど、急な水温の変化には対応出来ず死んでしまいます。

そのため、購入してきたり、譲り受けたりしてきたメダカを自分の飼育容器に移すさいには、水合わせ(水温・水質をメダカに慣れさせる作業)が必要になってきます。

 

まとめ

メダカを元気に飼うために必要な水量や水質・水温を知っておく必要があります。

  • メダカ1匹に必要な水量は、1~1.5L。
  • 水質は、pHが弱酸性~弱アルカリ性の範囲。
  • 水温は、20~25℃前後。

と覚えておけば、メダカを元気に飼育することが出来ます。

ただし、上記に挙げた水量や水質・水温については、メダカが元気にということなので、実際のメダカが生存可能の範囲はだいぶ広い範囲で飼育することが出来ます。

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