春になり日照時間が長くなり水温が上昇してくると、メダカの活動が活発になってきます。
メダカの活動が活発になってくると、当然として繁殖活動を始めます。
まさに、春が来るとメダカにとって産卵を開始するシーズン到来となります。
では、なぜ春が来るとメダカにとって産卵をする時期になってくるのでしょうか。
そこで、メダカが産卵するための条件である日照時間・水温について解説します。
メダカが産卵するための条件は?
メダカが産卵をするための繁殖活動を始めるには、日照時間が12時間以上で水温が15℃以上が必要であると言われています。
そして、メダカが産卵するのに最も適した水温は25℃前後です。
日本全国で大体日照時間が12時間以上超えてくるのが春の時期です。
そして、逆に日照時間が12時間を下回ってくるのが、秋(9月)頃となってきます。
まさに、日本の四季で言えば春~秋頃がメダカにとっての繁殖・産卵シーズンとなります。
産卵に適した水温が25℃前後と言えば、大体夏(7・8月)頃がピークの時期となります。
データ参考 気象庁過去の気象データ検索
屋外で飼育しているメダカの場合は、特にこの四季の影響を受けながら生活し、春になって日照時間が12時間以上になってきて、さらに水温が15℃以上になってくると繁殖・産卵を始めます。
メダカの産卵に適した産卵床は?
メダカは繁殖行動をして、浮き草の根などに卵を産み付けます。
メダカを飼育しているなら、メダカの入っている鉢や水槽などにホテイ草などのような浮き草を浮かべてあげるといいです。
浮き草の根が水中に伸びており、その根がメダカの産卵床として非常に最適なものとなります。
実は、浮き草は産卵床としてだけでは無く、メダカの住む水質を浄化してくれる役割や夏場の直射日光が水に当たるのを防いで、水温上昇を防ぐ役目もしてくれます。
また、水中に伸びた根にはバクテリア等が住み、それらがメダカの餌にもなります。
そして、水中にいるメダカを襲う外敵から身を隠す最適な物にもなるので、屋外でメダカを飼育するなら是非とも水草である浮き草を水面に浮かべておくべきです。
もちろん、メダカの産卵シーズンには、産卵床としている浮き草の根の部分を定期的にチェックする必要があります。
そこで、メダカの繁殖を目指すなら、産卵床に産み付けられたメダカの卵を別な容器などに移して卵が孵化するのを待つ必要があります。
メダカが産卵してその卵からメダカの稚魚が孵化するには、特に水温が密接に関係してきます。
メダカが産卵した卵が孵化するのにかかる日数は?
先程書いた、メダカが産卵するのに最も適した水温が25℃前後の頃に産卵された卵は、大体10日程度で孵化します。
もっと、具体的に言うとメダカの卵が孵化するまでに必要な水温は、合計250℃日位が必要であると言われています。
春先に水温が20℃程度の頃に産卵されたメダカの卵が孵化するには、大体12.5日で孵化します。
まとめ
春(4月)頃日本の地域では、日照時間が12時間を超えて気温が上昇して水温が15℃を超えてきます。
その条件になってくるとメダカは繁殖行動を開始し始めます。
メダカの繁殖行動で産まれた卵は、合計250℃日で孵化して稚魚が誕生します。
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