メダカを屋外で飼育していると、そのメダカを狙ってくる外敵がいます。せっかく手塩に掛けて育てているメダカが、それらの外敵に襲われたら目も当てられません。
その外敵から守るためには、メダカを飼育している睡蓮鉢や容器などに蓋などをして守ってあげる必要がありますが、それでも狙ってくる輩がいます。
そこで、メダカの外敵の中でも要注意な厄介者をリストアップしました。特に屋外でメダカ飼育するなら、これらには注意する必要があります。
屋外飼育のメダカにとって要注意な外敵
ヤゴ
トンボの幼虫であるヤゴは、大人サイズのメダカでも捕食してしまう位力があるものもいます。
さらにヤゴは、泳ぎが速いためメダカの稚魚は恰好の餌食になってしまいます。
メダカを飼育している容器などに網やネットを被せていても、その隙間からトンボが産卵し、飼育容器などへ侵入していくため完全に防ぐのは難しいです。
こまめに飼育容器内を観察して、たまにはネットでさらったりしながら確認するのが手っ取り早くヤゴを退治する方法です。
浮草などを浮かべていると、ヤゴを探しにくくなりますが、念入りに探さないと侵入したヤゴに大事なメダカが捕食されてしまいます。
メダカを屋外飼育するうえで、一番の要注意な厄介者です。
アライグマ
日本各地に帰化しており、街中でも頻繁に見かけることがあります。
メダカの容器にフタなどをしていても、力が強く以外に手先も器用なので、そのフタを開けてメダカを捕食したり、飼育容器自体をひっくり返すなど、メダカの屋外飼育にとって非常に脅威な存在です。
アライグマは夜行性なので、飼育者であるあなたが夜寝ている間に、このような犯行を行うことが多いので、朝起きたらその被害に気付いたという場合があります。
アライグマは、メダカの屋外飼育で非常に厄介者の一つですが、性格が荒いので見かけても追い払うさいには気を付けた方がいいです。
カエル
メダカの屋外飼育している場所の側に、田んぼや水場がある場合には、結構見かける機会が多いのがカエルです。
カエルが側に生息していると、夜になりその鳴き声が聞こえてくるので側にカエルがいることがわかります。
通常カエルは、陸上で生活をしていることが多いですが、メダカを捕食しようとするさいには、飼育している容器などのフチから水中に飛び込み、捕食していく姿が目撃されています。
季節的には、夏から秋にかけて活動する場合が多いので、その季節の時には注意した方がいいです。
野良ネコ
もっとも身近に存在している肉食動物の一つで、高い塀や狭い隙間などからも侵入してくるので、注意しなければならない存在です。
ただし、積極的に屋外飼育しているメダカを捕食しようとすることは少なく、どちらかというとチョッカイを出す場合が多いです。
そのチョッカイを出すついでに、メダカが飼育容器から弾き出されたり、飼育水を飲もうとするさいに、一緒に食べられてしまったりすることはあります。
メダカの飼育容器の側に置いてある、餌などを食べ散らかされたりする場合もあります。
ネコにとっては遊び半分のチョッカイですが、屋外飼育されているメダカにとっては脅威にもなる存在です。
セグロセキレイ
体長20cm前後の白と黒の体色を持つ小型の鳥類で、街中でも多く見かけられます。
特に水辺を好み、食性は雑食性で乾いた畑などではあまり採食行動が見られないです。
このような特性から、メダカを屋外飼育している場所によっては、そのメダカを飼育している容器自体を餌場と勘違いして、毎日のように捕食しにくる場合もあります。
飼育容器にネットを張っていても、その隙間から器用にクチバシを入れて飼育しているメダカを捕食していく姿が度々目撃されています。
人間をあまり恐れない点も、メダカの屋外飼育にとって厄介なところです。
まとめ
メダカを睡蓮鉢や容器などで屋外飼育する場合に、そのメダカにとって特に外敵になる厄介者をリストアップしてみました。
ここにリストアップされている外敵以外でも、鳥類や昆虫なども水中にいるメダカを捕食しようとする物がいますが、今回挙げた外敵よりは被害等の情報は少ないです。
それでも、メダカを屋外飼育しようとすると何が起こるか分かりませんので、容器にフタやネットなどを被せて大事なメダカが捕食されないようにした方がいいでしょう。
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