飼っている猫は、猫用トイレで排泄後にトイレ砂をかいて、排泄した後を隠しますか?
もしくは、トイレ砂をかかずに隠しませんか?
多くの場合、飼っている猫は排泄後にトイレ砂をかいて、その痕跡を隠そうとしますが、隠さない猫もいます。
では、排泄後に砂をかいて隠す猫と、砂をかかずに隠さない猫の違いは何が考えられるでしょうか。そこで、猫用トイレで排泄後、砂をかく場合とかかない場合の違いです。
トイレ砂をかくのは、存在を知られないようにする行為
そもそも野生の猫は、警戒心が強い動物です。
排泄後に砂をかける行為は、匂いがする排泄物を穴を掘って隠すことで、自分の存在を知られないようにする行為の名残です。
このようなことから、飼っている猫がトイレ砂をかいて排泄物を隠そうとすることは、本能的な行為になります。
トイレ砂をかかないのは、飼育環境が安心出来るため
猫用トイレで排泄後、トイレ砂をかかない猫もいます。
先程もふれましたが、通常飼っている猫は本能的に排泄物を隠そうとしてトイレ砂をかける行動をします。
しかし、安全な飼育環境で飼われている猫が心の底から安心しきっている場合、外敵から身を守る必要がないため、匂いがする排泄物を隠す必要が無くなり、トイレ砂をかかない行動をとる場合があります。
猫用トイレで排泄後、トイレ砂をかかないのは、飼っている猫が今の飼育環境に安心感を覚えているからです。
猫用トイレ以外で排泄をするのは、トイレに不満がある場合が多い
ペットとして飼われている動物の中でも綺麗好きで有名な猫は、あまり猫用トイレ以外で粗相(猫用トイレ以外の場所で排泄をする行為)をすることはありません。
しかし、ペットとして飼われている猫が粗相(猫用トイレ以外の場所で排泄をする行為)をする場合には、猫用トイレに対して大きなストレスを抱いているからです。
とくに、猫用トイレが清潔に保たれていないと、そこで排泄するのを嫌がり、トイレではない場所で排泄してしまいます。
一度そのような粗相をすると、クセになる場合があるので、猫用トイレの環境を整えて上げる必要があります。
まとめ
多くの場合、飼っている猫は排泄後にトイレ砂をかいて、その痕跡を隠そうとしますが、隠さない猫もいます。
飼育環境に満足し心底安心している場合に猫は、猫用トイレで排泄物を隠そうとしないことがありますが、通常はやはりトイレ砂をかけて隠そうとします。
一番の問題は、猫用トイレ以外で粗相をする場合です。
綺麗好きな猫のためにも、猫用トイレは清潔を保ってあげるのが飼育者の務めです。
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